2012年7月23日月曜日

楽天kobo Touchは不要だと判断した3つの理由


「カルーセル位置」って???w

楽天kobo Touchを発売日(19日)の夜、受け取りました。
帰り道に寄れるコンビニ受け取りはやっぱり便利。

お昼のうちにWebから『英文法のトリセツ 中学レベル完結編』を買って準備は万端。


ちょっとワクワクしながら当日のうちにセットアップしました。
Facebookとの連携もためらうことなく設定したり、買っておいた本がちゃんと同期されて喜んでみたり。久しぶりのオモチャにちょっと浮かれてました。

で、自炊本を放り込んだりして2~3日使ってみましたが、今の僕には全く不要だと理解しました。

以下、その理由です。

1.モッサリしすぎて本を読む気が失せる

特に自炊本やヨソで買ったPDFやePubの電子書籍が入っていると、それだけでホーム画面や本のリストの動作が遅くなります。
さらにそれを開こうとしても非常に時間がかかり、ページをめくるのもメニューを開くのも遅いです。

例)31冊(koboで購入1冊、デフォルトの青空文庫7冊、自炊など23冊)の本が入っている状態で
・ホーム画面から本のリストを表示するまでに、10秒
・本のリストで次のページへの遷移に、5秒
・2.7MBのePubを開くのに、40秒(開けば次のページへの遷移は1秒)
・そのePubを開いた状態でホームボタンを押してホーム画面への遷移に、14秒
   :

これはホントに致命的です。

パソコンで言うなら、ネットブック。
小さくて軽いのは良いんだけど、CPUやメモリが貧弱すぎて使い物にならない。そんな感じです。

容量小さめのePubであれば、たぶん気にならないのでしょう。
でもそれって小説くらいしかない気がします。
僕が普段読むのは技術書やビジネス書で、小説は全く読まないので、今のところ実用に耐えません。

2.文字化けはテンション下がるので勘弁して欲しい

1行目が「?????」


SDカードに入れるPDFやePubのファイルは、日本語ファイル名だと文字化けします。
本のリストなどもさっぱり分からなくなるので、イヤになりました。

ファイル内にデータとしてのタイトルがちゃんと入っているとそちらが表示されるので化けないようですが、そんなのあまり無いし。
「???????」というタイトルの本がずらりと並ぶと、捨ててやろうかと思います(笑)

時々拾いもののPDFファイルでは本文も文字化けしていました。
メニューからフォントを変更すると解消したので、文書に設定されたフォントの問題だとは思うのですが、イマイチすぎます。

こんなのが続くとストレスが溜まります。

3.全般的に文字が大きすぎるのがイヤだ

今のところ視力に問題が無い僕にとって、kobo Touchの中で表示される文字は大きすぎます。
あまり文字が大きいと、電車の中で読んでも周りが気になりますし、そもそも1画面内の情報量が少なくなってしまいます。

特に設定で変更できるわけでもなさそうなのがツライです。


『英文法のトリセツ 中学レベル完結編』より


『100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点』 ePub版より

『100万人から教わったウェブサービスの極意―「モバツイ」開発1268日の知恵と視点』 PDF版より。これくらいが好み。

○○○

という理由で、残念ながら今の僕には向いてない端末のようです。
実際、電子書籍を読むのであればAndroidのスマホやタブレットのほうがよっぽど快適です。

ただせっかく買ったので、2~3冊だけに限定してみるとか、小説でも読んでみようかな、とか、なんとか活用の糸口を見つけたいなとも思っています。

koboのAndroidアプリも期待はしていますが、たいてい公式アプリはショボイので、おそらく裏切られるのだろうな。