2012年6月5日火曜日

写真を管理している人は、身内の大人だけでもタグ付けしておこう

先日、妻の祖母が亡くなりました。90歳代半ばの大往生でした。
乳児と幼児を連れての通夜(泊まり)と葬儀はなかなか大変でしたが、無事に済みました。

さて、訃報を聞いた朝、私の最初のタスクが何だったかというと「遺影に使える写真を探す」でした。
ここ数年デジカメでしか写真を撮っておらず、データの管理は私の担当だったからです。

<要求>
具体的には次のようなリクエストがありました。
まぁだいたいどこもこんな感じですよね。
  1. 30~40分以内で3枚ほど見つけて印刷すること
    出勤時間が迫っていた & 午後には葬儀屋さんへ渡さなければならないため、ゆっくり探している時間などありませんでした。
    また、妻以外の親族にも見せて確認するため、印刷は必須。
  2. 数年前の写真から、数枚選ばせてほしい
    ちょっと若いときで、表情が良いものを選びたいから。
    (気持ちは分かるけど、そんな都合の良い写真あったかな・・・)
<やったこと>
要求を叶えるため、必死で頑張りました。
  1. 過去の写真が入っているモバイルハードディスクを押し入れから取り出してノートPCへ繋ぐ
  2. プリンタの電源を入れる→インクがない→総入れ替え
  3. 写真は取り込んだ日付ごとにフォルダに分かれているので、1つ1つ開いてエクスプローラで縮小表示し、おばあちゃんが写っているものを探す
  4. それっぽいのがあったら妻を呼んで印刷するか聞く
  5. 候補が3枚になったのでそのまま印刷し、妻へ渡す
<しておけばよかったこと>
改善点としてはこれですかね。
  • 写真へのタグ付け
    身内だけでもタグ付けしておかないと、また同じように探すハメになるなと思いました。
    探しながら気づいたのですが、写真に写っているのは子供ばかりで、大人の写真は全くといっていいほどなかったです。撮らなくちゃね・・・。
<よかったこと>
そもそも写真とプリンタがあって良かったです。つけ加えるとすればこんな感じ。
  1. 過去の写真が1箇所にあったこと
    フォルダが分かれていたとはいえ、色んなメディアを探し回らなくて済んだのは良かったです。
  2. プリンタの予備インクがあったこと
    あのシーンで「インクがない」とか言わずに済んだのはホントに良かったです。


<最後に>
泊まりがけのお通夜で、ハイテンションなひ孫がお棺の前を走り回ったのは、良い供養になったかな、と思ってみたり。 おばあちゃん、ありがとうございました。